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2005年01月17日

一発屋('80〜)

今回は一発屋(One Hit Wonder)です
ヒット曲が一曲だけでフェードアウトしてしまったアーティストのことです
といっても定義はいいかげんで、ヒット曲が複数あるけど非常に短命だった場合や、ヒット曲とその他の曲のギャップが激しい場合や、本国では売れなかったけど日本では売れてた場合(またはその逆)もあります
思いつくままに拾い出してみたら、アッと云う間に40曲を超えてしまったので、80年以後の私の好きなものだけにしました(それでも20曲)
老婆心ながら一言
ロック創世記に音楽業界はアーティストに商業的に成功することを要求してきました
一発屋は、そうした業界の中で生まれてきたものです
それゆえ一発屋は蔑称として使用されることが多いようですが、少なくとも一度は多くの人の心を引きつけています
一発当てているとゆうことを正当に評価して敬意をもって聞いていただきたい

[Toni Basil / Mickey]
なんだか多才な人のようで、女優(Easy Rider)、振り付け(Devid Bowie)、ビデオ監督、ファンションデザイナーなどで活躍しています
82年にヒットしたこの曲の演奏は Devo です(ベースの Jerry Casale は元彼)
日本では、CX「水10!ワンナイR&R」で松浦ゴリエのカヴァーで大ヒット
イントロが、ザ☆ピ〜ス!(モーニング娘。) と同じじゃねーかと指摘されていますが、つんく&ダンス☆マンなので確信犯だと思います

[The Boys Town Gang / Can't Take My Eyes Off You]
サンフランシスコで結成された女性+男性2のディスコグループです
男性二人のルックスから判ると思うのですが、元々のターゲットはゲイでした
グループ名もゲイカルチャーを語源としています(Boys Town とはサンフランシスコのことです)
82年にヒットしたこの曲は、The Four Seasons のメンバーである Frankie Valli(フランキー・ヴァリ)の67年のヒット曲のカヴァーです

[Quiet Riot / Cum On Feel The Noiz]
78年デビュー、アルバムを2枚発表して解散しました(日本のみのリリース、しかもさっぱり売れなかった)
その後、Randy Rhoads(Guitar) は Ozzy Osbourne のバンドに加入して驚異的な出来栄えの作品をリリースしましたが、82年に飛行機事故で亡くなりました
彼の死後、歴史に埋もれかけた Quiet Riot が再評価され、ついに Rudy Sarzo(Bass) はバンドを再結成したのです
83年にリリースされた「Metal HEalth」は、トコトンヘビーメタルなアホロックですが「カッチョイイ」んです
この曲は、Slade の「Cum On Feel The Noiz」(1973) のカヴァーです

[Kajagoogoo / Too Shy]
ビジュアルが良かったのが災いして、アイドルグループとゆう認識から脱却できなかったために、「カジャな気分は今グーグー!ハートはピッタシKajaGooGoo!」とゆう屈辱的なキャッチコピーでした
83年にヒットしたこの曲をリリースした翌年には、Limahl(Vocal) と Nick Begges(Bass) が対立して Limahl が脱退することになりました
その後、バンドはペキペキチョッパーなサウンドに路線変更したのですが、ヒットが出ないままに結局解散してしまいました
と思っていたら03年にまさかの再結成です、しかも Limahl も復帰してました
米VH1の番組「Bands Reunited」の企画物で、その場だけなんですけどね

[Limahl / Never Ending Story]
で、脱退した Limahl が84年にリリースした曲がこれ
映画「The Nevernding Story」(1984) の主題歌です

[Nena / 99 Red Balloons]
ベルリン出身の5人組で、バンド名は Nena Kerner(Vocal) から名付けたそうです
もともとはドイツ語で歌っていたのですが、MTV向けに英語バージョンがリリースされました
米国で外国語の曲がヒットしたのは坂本九のスキヤキ以来のことだそうです
チャームポイントは「ワキ毛」です(どうやら自由の象徴らしい)

[Baltimora / Tarzan Boy]
ビジュアルがツッコミ所満載でした、派手な化粧のお兄さんが雄たけびをあげているので不気味とも云えます
93年に「ニンジャタートルズ3」でリバイバルヒットしてますが、その2年後の95年にAIDSで亡くなられています

[Berlin / Take My Breath Away]
邦題:愛は吐息のように、映画「Top Gun」(1986) の挿入歌でした
バンド名はベルリンですがロスアンジェルスで結成されました
映画のヒットと共に大ブレイクしましたが、いろんなしがらみでバンドはガタガタになって解散しました(後に再結成しました)
Terri Nunn(Vocal) は女優もやってました
なんと、映画「Star Wars」のレイア姫のオーディションに出ていたそうです

[Cover Girls / Show Me (You Really Love Me)]
TBS「男女7人秋物語」(1987) で森川由加里がカヴァー曲をヒットさせてます
ブロンクスにあるディスコ FEVER オーナーの Sal Abbatiello のコーディネートによって結成されました
日本でのヒットはこの曲のみでしたが、本国では度々ヒットが出ているようです
結成時のメンバーの Louise Angel Sabater は91年に脱退して Angel Clivilles に名前を変えて C+C Music Factory に参加しています

[Fairground Attraction / Perfect]
路上で演奏活動をしていた Eddi Reader(Vocal) を中心に結成
デビューアルバム「The First Of A Million Kisses」は上質な音楽性とジャケ写が評価され98年に大ヒット
しかし、セカンドアルバムの製作途中で突如解散してしまいました
やはり商業的な活動が肌に合わなかったのでしょうか

[M.C. Hammer / U Can't Touch This]
サルエルパンツ/カニ歩き/ダンス甲子園/ハマ男/MCコミヤ、などバブル崩壊直前の日本で社会現象と化していました
抜群のセールス記録を誇っていましたが、その後のバブル崩壊のように人気も崩壊してしまい、ついには自己破産してしまい、宣教師になったそうです
当時の人気は絶大で、ペプシのCMキャラクターだったマイケルジャクソンに取って代わったほどでした

[New Kids On The Block / Step By Step]
アイドル系男性コーラスグループの礎です
一発屋と呼ぶには少々難があるのですが、その人気の急上昇と急降下ぶりがあまりにもスゴイのでランクインです
J-WAVE「Groove Line」のパーソナリティ秀島史香さんもファンだったようです
メンバーの Mark Wahlberg はデビュー後速攻で脱退するのですが
91年に Marky Mark & The Funky Bunch を結成(Loleatta Holloway をサンプリングした Good Vibrations がヒットしました)
その後、映画俳優として「ブギーナイツ」「猿の惑星」などに出演しています

[Around The Way / Really Into You]
女性+男性2のヴォーカルグループ
93年にヒットしたこの曲は、Grover Washington Jr の Just The Tow Of Us のサンプリングです
デビューアルバム「Smooth Is The Way」は当初国内版は発売が見送られたのですが、この曲がヒットしたので97年に奇跡的にリリースされました
ちなみに Around The Way てのは「普通、地味」って意味のスラングです

[Lisette Melendez / Goody Goody]
J-WAVEのヘビーローティションで94年にヒットしました
「グリグリッ」ってとこがチャッチーだったようです
作曲は上記 Around The Way と同じ人 Kenny Diaz です
同年、セクシーメイツ(fromギルガメッシュないと)がカヴァーしています、邦題が「GOO LEE-GOO LEE」ってそのままかいっ

[Shampoo / Trouble]
Jacqui Blake と Carrie Askew の二人のUKガールパンクユニット
本国より日本でヒットしています
合言葉は「パクろうぜ!」−−タワレコ bounce で ORANGE RANGE が云ってました
その言葉通りに「ロコローション」でパクッてくれてます
これって批判も多いようですが、確信犯なので良しとします

[Me & My / Dub-I-Dub]
デンマークのコスプレデュオ、Pernille Georgi (姉)と Susanne Georgi (妹)
看護婦、バニーガール、黒猫、ウェイトレス等のコスプレで歌ってました
ANB「ミュージックステーション」に出演したときは、ナース服でした
欧州と日本ではヒットしましたが、英米ではサッパリだったようです
Axel Boys Quartet のカヴァーはボサノバにアレンジされていて秀逸

[t.A.T.u. / All The Things She Said]
ロシア出身、Lena Katina と Julia Volkova の女性デュオ
そのエキセントリックな言動が注目され、マスコミには散々叩かれましたが、注目すべきはマネージャー兼プロデューサーの Iwan Schapowalow です
ロシアの Malcolm McLaren とも云われる彼の世界戦略によって大ブレイクしましたが、数々の事件も彼の仕込みだとされています
この曲でデビューしたのですが、英語版プロデュースには Trevor Horn がクレジットされています(実際には歌唱指導だけだったらしい)

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カヴァー曲を集めてCD丸ごと同一曲ってコンピレーションを作ってました
Dancing Queen とか Can't Take My Eyes Off You とかね
さてここで問題です
The House Of The Rising Sun(朝日のあたる家)ですけど、私はこの曲のカヴァーを何曲所有しているでしょうか?

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<<海賊放送 Pirates Radio>> VOL.19
 発行日 2005-01-17
 発行人 水口 洋
 発行部数 43部
 定価 無料
 e-mail mic@beppers.jp
 http://www.beppers.jp/~mic/pirates/
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投稿者 mic : 2005年01月17日 00:00

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