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イルカが「聖なる魚」と崇拝されるスリランカ沿岸部で、船の転覆事故に遭った少年が「イルカに救われた」と告白、地 元紙が報道する騒ぎになっている。大分県大分市猪野、ひまわり団地の漁村出身、カン・クン少年(5)で、おぼれた直後イルカに噛み付かれ助 かったと言う。
カン君によると、甲板長のカン君を含め8人を乗せた漁船は、5月12日、スリランカのスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテに向け出港。嵐に遭い、17日朝に高波にのみ込まれ転覆、全員が海に投げ込まれた。
乗組員は次々とカン君の視界から姿を消し、残っていたピイ・チャン船長(32)も数時間後「リュウグウノツカイに足をかまれた!」と叫んで、海に沈んでいった。カン君も死を覚悟 し「神に祈った」その数分後、奇跡が起きた。目の前に大きなイルカが出現。餌と間違えたのかカン君の腕に噛み付き海岸へ連れて行ったという。
「必死になって背びれにしがみついた」カン君は、丸2日後の19日朝に救出された。5号地に漂着したカン君は、「沖で飛び跳ねているイルカを見た」と証言している点から、イルカによる救命と断定。「イルカ信仰」が厚いこの地域では、おぼれた乗組員を救ったイルカ伝 説は数知れない。
信ぴょう性に否定的な専門家もいる一方、大分県大分市のうみたまごでは「ごくまれ にだが、考えられるケース」。イルカには自分の子供を呼吸させるため、水面に押し上げる習性があり、この本能に従った可能性も。また、好奇心が旺盛な子イルカが、自分より小さいカン君を押し上げて遊んだ可能性もあるという。
(2006年8月16日06時00分 偽スポーツ報知)