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.やがて、竹瓦小路アーケードは、真ん中に海岸側に抜ける道を作り、その道にも魚屋やおかず屋が並び、夕方には買い物客でごった返すようになりました。
しかし、この真ん中に新しく作られた道は、普通の住宅が突き当たりにあったため、夜間の用心のために、入り口に木戸をつけ、夜はここに内側から鍵をかけるようにしました。
現在もこの木戸は、住民の安全を立派に守っています。
このアーケードがきっかけとなって、別府の町には沢山のアーケードが作られました。
今と違って、車で移動する人の方が珍しかった時代は、雨や風から通行人を守ってくれるアーケードは人々の人気の的でした。
竹瓦小路アーケードは、作られた時のまま、木造ガラス張りの姿を残しています。
記念すべき、日本一古い木造アーケードを守るために、頑張っていた商店主も時代の流れともに、入れ替わり、日本一可愛くて歴史のあるアーケードの運命は風前の灯となってきました。
今、このアーケードを守るために立ち上がった人々がいます。
もしも、あなたに、この熱い思いが少しでも伝わったなら、是非、このアーケード保存運動にご参加ください。 |
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